古くから伝わる、瓦に関する話題をお届けします。
石州瓦
石州瓦は、飛鳥時代の石見国分寺の建立に始まり、江戸時代初期、浜田城築城と城下町建設に造られたのが基盤となりました。 江戸時代の中期、雲州地方の来待石(現在の八束郡宍道町)からとれる釉薬を使うことで、石州瓦独特の「赤瓦」として注目を浴び、山陰...
火事とケンカは江戸の花 城下町の防火は瓦屋根が決めて
昔は瓦屋根といえば天守閣、お城、武家屋敷、寺町、蔵などの建物に使われていました。 お城はもちろん敵を撃退するため、寺町は過去帳など記録書類を保存するため、戦いになればお寺は砦の役割を担うものでもありました。蔵はもちろん財産や物資を守るため、...
淡路瓦
瓦が日本に伝来したのは、今から約1400ほど前のこと。淡路島の瓦づくりは、その後しばらくしてから始まりました。 淡路島で瓦が作られた理由は、土にあります。島内から採掘される良質の原土が、淡路島の伝統と技術を培ってきたのです。また、淡路島のあ...